「最近、髪がまとまらなくなった」
「同じシャンプーを使っているのに、なんだかパサつく」
「ボリュームが出なくて、ぺたんこになってしまう」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、髪質は年齢とともに少しずつ変化していきます。
若い頃と同じヘアケアを続けていると、今の髪に合わなくなってきていることも少なくありません。
今回は、加齢による髪質変化の特徴と、その変化に合わせたシャンプー・トリートメントの選び方について、分かりやすくお伝えしていきます。
なぜ、髪質は年齢とともに変わっていくのでしょうか?
結論からお伝えします。
加齢によって、髪の内部の水分・油分のバランスや、髪の生えるサイクルそのものが変化していくためです。
個人差はありますが、40代・50代になると、次のような変化を感じる方が増えてきます。
①髪の乾燥・パサつき
頭皮の皮脂量が徐々に減っていくことで、髪や頭皮が乾燥しやすくなると考えられています。
乾燥は、パサつきやゴワつきの大きな原因のひとつです。
②髪のハリ・コシの低下
髪の内部にあるタンパク質やハリを支える成分が減少していくことで、以前より髪が細く、柔らかくなったように感じることがあります。
その結果、ボリュームが出にくくなる方も多いです。
③白髪の増加
白髪は、髪の色を作るメラニン色素が作られにくくなることで生じると考えられています。
白髪は他の髪と質感が異なることが多く、うねりやパサつきを感じやすい部分でもあります。
これらはすべて自然な変化です。
「老化だから仕方ない」と諦めてしまう前に、髪質の変化に合わせたケアに切り替えることで、今の髪をより美しく保つことができます。
髪質変化に合わせたシャンプー選びのポイント
シャンプーは、髪と頭皮に直接触れるものだからこそ、今の髪質に合ったものを選ぶことが大切です。
① 洗浄力が強すぎないものを選ぶ
皮脂が少なくなっている髪や頭皮に、洗浄力の強いシャンプーを使い続けると、必要な潤いまで奪ってしまうことがあります。
アミノ酸系など、比較的マイルドな洗浄成分のシャンプーがおすすめです。
② 保湿成分が配合されているか確認する
次のような保湿・補修成分が入っているかどうかも、選ぶときのチェックポイントです。
- 加水分解ケラチン・加水分解コラーゲンなどのタンパク質系成分
- セラミド
- ヒアルロン酸
これらの成分は、乾燥しやすい髪にうるおいを与える手助けをしてくれると考えられています。
③ 頭皮環境をケアできるものを選ぶ
髪は頭皮から生えてきます。
頭皮の環境が乱れていると、健やかな髪が育ちにくくなってしまうこともあります。
頭皮の乾燥や炎症をケアする成分が入ったシャンプーも、選択肢のひとつとして考えてみてください。
髪質変化に合わせたトリートメント選びのポイント
トリートメントは、シャンプーで洗った後の髪を補修し、うるおいや質感を整える役割を持っています。
① 内部補修タイプを選ぶ
ハリ・コシが気になる方には、髪の内部に働きかけるタイプのトリートメントがおすすめです。
表面をコーティングするだけでなく、内側から補修することで、指通りの良さを感じやすくなります。
② 重すぎないテクスチャーを選ぶ
髪が細くなってきた方の場合、重たいトリートメントを使うと、かえってボリュームが出にくくなることがあります。
「軽さ」と「うるおい」のバランスが取れた処方かどうかも、選ぶ際の大切なポイントです。
③ 白髪部分のうねり・パサつきをケアする
白髪が増えてきた方は、白髪部分だけ質感が違うと感じることが多いです。
保湿・補修効果の高いトリートメントを丁寧になじませることで、全体としてまとまりやすくなります。
Heart’sが考える、これからのヘアケアの選び方
Heart’sでは、白髪を無理に隠すのではなく、活かしながら自然になじませる「白髪ぼかし」という考え方を大切にしています。
白髪ぼかしとは、白髪を一本一本染めて隠すのではなく、周りの髪となじむ色味を活かして、自然な仕上がりを目指すヘアカラーの方法です。
また、顔型・骨格・肌色・髪質を分析して、その方に本当に似合うスタイルを一緒に考える「美人設計」という独自の理論も、大切にしている考え方のひとつです。
シャンプーやトリートメント選びも同じで、「これを使えば絶対に良くなる」というものではなく、今のご自身の髪質としっかり向き合うことが第一歩だと考えています。
どんな髪質の変化も、否定するものではなく、活かしていくもの。
Heart’sでは、そんな考え方でお客様一人ひとりの髪と向き合っています。
よくある質問
Q. 今使っているシャンプーが合っているか、自分では分かりません。どうすればいいですか?
髪や頭皮の状態は、ご自身では気づきにくい部分も多くあります。
美容師によるカウンセリングで、髪質や頭皮の状態を見てもらいながら相談するのも一つの方法です。
安心して相談できる場所を見つけていただければと思います。
Q. トリートメントは毎回使ったほうがいいのでしょうか?
髪の状態やダメージの度合いによって、適切な頻度は変わってきます。
「毎回しっかり」という方もいれば、「週に数回で十分」という方もいます。
ご自身の髪の様子を見ながら、無理のない範囲で続けていただくことが大切です。
まとめ
髪質の変化は、年齢を重ねる中で誰にでも起こる自然なことです。
乾燥・ハリコシの低下・白髪といった変化に気づいたときこそ、ヘアケアを見直すタイミングだと考えてみてください。
今の髪質に合ったシャンプー・トリートメントを選ぶことで、まとまりやツヤは変わってきます。
「もう年齢だから仕方ない」と諦めずに、今だからこそ似合う美しさを、一緒に見つけていきましょう。
髪質やヘアケアについて気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

